城所龍磨(きどころ りゅうま)さんは1985年9月24日生まれの39歳(2024/11/23時点)・身長177cm・体重75kgで、愛知県豊川市出身。
中京高校から2003年にドラフト2位で福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)に入団し、2018年の11月30日に引退を決断。
2022年シーズンから、3軍打撃兼外野守備走塁コーチに就任。
城所龍磨の引退の真相が気になる!
2018年の日本シリーズでホークスが広島カープを下し、日本一に輝いた翌日、無情にも19人ものホークスの選手が戦力外通告を受け、その中に城所龍磨さんも含まれてました。
まだ身体もバリバリ動く状態での戦力外通告…、どんだけプロ野球の世界が厳しいのかと伝わりますね。
しかし、城所龍磨さんは実績がありますから、他球団から契約の話がくる可能性は十分に考えられました。
それでも城所龍磨さんは待つだけでなく『自分はまだまだできるんだ』とアピールするため、トライアウトを受けることに。
トライアウトの結果は…4打数2安打1四球1盗塁の結果となりました。
合同トライアウトが行われた場所が本拠地のタマホームスタジアム筑後でしたので、城所龍磨さんが5打席目で右前打を放つと大歓声が上がったそうです。
『キドコロ待機中』でホークスファンから愛されてる城所龍磨さんですから、ファンからの応援で城所選手は力の限り出し切れたのではないでしょうか。
城所選手はトライアウト終了後に「もっと野球がしたい」とコメントしていました。
トライアウトを受けてから2週間ほどNPBの球団から連絡を待つみたいで、2週間経っても連絡がない場合は例外もありますが、今回はどこの球団も必要な選手ではなかったと判断して、引退を決意する選手も少なくはないです。
ちなみにトライアウトにくるスカウト陣はプロだけでなく社会人チームのスカウト陣も来ていて、NPBの球団がダメでも社会人チームから連絡がきて所属が決まる場合もあります。
結果的に2週間経ってもどこからも連絡がなく、残念ながら所属する球団が決まらなかった城所龍磨さん。
「ちゃんと目を見開いて城所龍磨さんのプレイを見たのか!」とスカウト陣に言ってやりたかったですが、プロの世界は本当に結果が全ての残酷な世界やなとつくづく思いましたね。
城所龍磨さんには愛する家族がいて、11月末までにNPBの球団から連絡がなければ『引退を決意』していました。
守るべき家族の為にいつまでも『キドコロ就活中』なままではいけないと、城所選手は苦渋の決断だったと思います。
城所選手が引退した理由は『家族を守る為』だったと思います。
城所龍磨の現在が気になる!
さて、引退した城所龍磨さんですが、愛する嫁と子供の為に次の仕事を探さなければいけません。
城所龍磨さんが引退することを知った時は、勝手に『守備&走塁コーチ』に就任するのかなと思いましたが、現在はソフトバンクの球団職員になることが決まり、現在(いま)も野球関係の仕事ができることに。
球団の暖かい対応が伝わりますね。
すぐ次の仕事が決まり、嫁の真理さんもひとまず安心したことでしょう。
ところで、球団職員とは何をする仕事なのでしょうか?
調べてみると球団職員とはプロ野球選手みたいに表に出ることはありませんが、総務的な仕事、企画・営業的な仕事、経理的な仕事、そして現場をサポートしていく仕事などなど球団を支える為の裏方的な仕事のようですね。
城所龍磨さんの球団職員での今後の配属先は『野球振興部』という部署で、仕事内容は野球の発展・普及などの支援活動らしく、主に『子供への野球指導』をするみたいです。
明るい性格で子供好きの城所龍磨さんには、まさにドンピシャの仕事ではないでしょうか。
ちなみに球団職員の年収は一般的な企業とあまり変わらず、部署にもよりますが年収400万円くらいで、部長クラスになれば年収800〜1000万円くらいだそうです。
城所龍磨さんはどのくらいの年収かはわかりませんが、嫁さんと子供達の為にも頑張ってもらいたいですね。
城所龍磨さんの現在は、プロ野球選手を目指す子供達に寄り添い続ける指導者としての道を歩んでいたことがわかりましたね。
今後も、球団職員や指導者としての城所龍磨さんの情報が入り次第追記していきたいと思います。
ホークス一筋15年!城所龍磨の成績と年俸の推移
プロ15年間の全てをソフトバンクホークスに在籍していた城所選手の成績推移と年俸推移をまとめてみました。
成績推移
- 2004年 ソフトバンク 1軍での記録はなし
- 2005年 ソフトバンク 1試合出場
- 2006年 ソフトバンク 34試合 74打席 69打数 5得点 16安打 7打点 2盗塁 4四球 1死球 28三振 打率.232
- 2007年 ソフトバンク 22試合 39打席 36打数 3得点 4安打 1本塁打 2打点 1四球 14三振 打率.111
- 2008年 ソフトバンク 49試合 61打席 56打数 5得点 5安打 1打点 1盗塁 3四球 15三振 打率.089
- 2009年 ソフトバンク 91試合 42打席 40打数 14得点 6安打 2打点 7盗塁 1四球 11三振 打率.150
- 2010年 ソフトバンク 95試合 43打席 35打数 16得点 7安打 4打点 12盗塁 4四球 17三振 打率.200
- 2011年 ソフトバンク 108試合 30打席 28打数 20得点 6安打 4打点 10盗塁 1四球 1死球 7三振 打率.214
- 2012年 ソフトバンク 73試合 13打席 12打数 9得点 2安打 1打点 10盗塁 7三振 打率.167
- 2013年 ソフトバンク 34試合 6打席 6打数 2得点 1盗塁 3三振 打率.000
- 2014年 ソフトバンク 81試合 12打席 8打数 9得点 2安打 8盗塁 2四球 3三振 打率.250
- 2015年 ソフトバンク 1試合出場
- 2016年 ソフトバンク 84試合 162打席 148打数 32得点 39安打 6本塁打 19打点 11盗塁 11四球 45三振 打率.264
- 2017年 ソフトバンク 2試合出場
- 2018年 ソフトバンク 41試合 26打席 24打数 8得点 4安打 1本塁打 2打点 3盗塁 1四球 9三振 打率.167
- 通算 716試合 511打席 465打数 123得点 91安打 8本塁打 42打点 65盗塁 28四球 2死球 160三振 打率.196
年俸推移
- 2004年 700万円+契約金5000万円
- 2005年 700万円
- 2006年 720万円
- 2007年 990万円
- 2008年 990万円
- 2009年 1050万円
- 2010年 1200万円
- 2011年 1700万円
- 2012年 2400万円
- 2013年 2000万円
- 2014年 1700万円
- 2015年 2400万円
- 2016年 1900万円
- 2017年 4000万円
- 2018年 4000万円
- 総額 3億1450万円
城所龍磨さんは、レギュラーとしてではなく試合終盤の守備固めや代走での起用が多く、守りと足の速さに関しては球界トップクラスでした。
だからこそ城所龍磨さんは、背水の陣で挑んだ2016年の交流戦で打率.415で首位打者になり、交流戦MVPを獲得する活躍を魅せました!
まだプロ野球選手として活躍できると考えちゃいますし、引退したことが凄く残念に思いますね。
ただ、城所龍磨さんは「強いホークスに15年も在籍できて幸せでした」とコメントしています。
野球の実力だけでなく、人としても素晴らしい人格者だということがわかりますね。
城所龍磨の愛する嫁と可愛い子供が気になる!
城所龍磨さんの家族は、嫁の真理さんと長女の杏璃(あんり)ちゃん、次女の花恋(かれん)ちゃんの4人家族です。
娘二人とも、幾つになっても愛しくてたまらないでしょう!
嫁の真理さんは城所龍磨さんの1つ年下で、熊本市出身の一般人です。
テレビで拝見しましたが、嫁・真理さんは夫・城所龍磨さんの良き理解者というのが伝わって素晴らしい嫁だなとわかりました。
続いて2人の娘ですが、長女の杏璃ちゃんはパパ(城所龍磨さん)にプロ野球選手を続けて欲しかったみたいで、パパから杏璃ちゃんにプロ野球選手を辞めることを伝えられた時はとても悲しそうでした。
パパが野球してるとこがかっこよくて大好きだったんでしょう。
このシーンもテレビで拝見してたのですが、号泣してしまいました(泣)
下の娘もまだ小さいので、同じ年代の子供を持つ親として城所選手には踏ん張って嫁と娘たちを守って欲しいです。
あらためてプロ野球界は超絶大変だと思いましたね。
今後も、城所龍磨さんの嫁と娘に関する情報が入り次第追記していきたいと思います。
最後に
今シーズンからユニフォーム姿の城所龍磨さんは見られませんが、今後は球団職員としてソフトバンク球団をしっかり支えていき、子供達にも野球の素晴らしさをどんどん伝えてもらいたいと思います。
新しい環境で奮闘していく今後の城所龍磨さんに注目していきましょう!
城所選手、15年間お疲れ様でした!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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