本多雄一(ほんだ ゆういち)さんは1984年11月19日生まれの38歳(2023/05/31時点)で、福岡県大野城市出身。
身長174cm・体重72kg
鹿児島実業高校から社会人野球チームの三菱重工名古屋を経て、2005年に大学生・社会人ドラフト5位で福岡ソフトバンクホークスに入団し、2018年のシーズンを最後に現役引退。
現在は一軍内野守備走塁コーチ(一塁ベースコーチ)を務め、背番号は「80」です。
この記事では、本多雄一さんの引退理由と引退試合のこと。そして、最愛の嫁と子供について。さらに、現在のことも書いていきますので最後まで読んでほしいニャー!
本多雄一の引退の真相!
母の影響で小学1年生からソフトボールを始めた本多雄一さんは、中学時代に硬式野球に転向しました。
高校は名門の鹿児島実業高等学校に進学しましたが、甲子園出場は果たせませんでした。
その後社会人野球の三菱重工名古屋に進み、最優秀新人賞を獲得するなどの活躍をし、2005年にドラフト5位で福岡ソフトバンクホークスに入団した本多雄一さんは、2年目からレギュラーに定着し、盗塁王2回、ベストナイン1回、ゴールデグラブ賞2回、そして2013年には日本代表で第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するなど輝かしい成績を築いてきました。
しかし、2018年のシーズン終盤に突然の引退発表をし、ファンは驚きを隠せませんでした。
『ポンちゃん』の愛称でファンから親しまれてきた本多雄一さんですが、突然の引退発表でファンは悲しみに暮れたことでしょう。
そんな本多雄一さんの成績推移と年俸推移をまとめてみました。
成績推移
- 2006年 ソフトバンク 37試合 112打席 102打数 13得点 25安打 2本塁打 8打点 2盗塁 5犠打 5四球 28三振 打率.245
- 2007年 ソフトバンク 141試合 612打席 550打数 62得点 151安打 2本塁打 42打点 34盗塁 23犠打 35四球 2死球 112三振 打率.275
- 2008年 ソフトバンク 107試合 489打席 454打数 53得点 132安打 3本塁打 38打点 29盗塁 6犠打 23四球 2死球 75三振 打率.291
- 2009年 ソフトバンク 137試合 622打席 554打数 72得点 145安打 1本塁打 41打点 43盗塁 18犠打 44四球 4死球 95三振 打率.262
- 2010年 ソフトバンク 144試合 651打席 564打数 88得点 167安打 3本塁打 39打点 59盗塁 50犠打 29四球 5死球 81三振 打率.296
- 2011年 ソフトバンク 144試合 633打席 522打数 84得点 159安打 43打点 60盗塁 53犠打 53四球 1死球 78三振 打率.305
- 2012年 ソフトバンク 123試合 536打席 480打数 52得点 118安打 31打点 34盗塁 14犠打 37四球 1死球 65三振 打率.246
- 2013年 ソフトバンク 120試合 471打席 406打数 56得点 115安打 2本塁打 37打点 22盗塁 19犠打 42四球 2死球 62三振 打率.283
- 2014年 ソフトバンク 94試合 398打席 344打数 51得点 100安打 21打点 23盗塁 16犠打 33四球 2死球 47三振 打率.291
- 2015年 ソフトバンク 61試合 174打席 158打数 17得点 36安打 4打点 5盗塁 6犠打 9四球 1死球 36三振 打率.228
- 2016年 ソフトバンク 110試合 388打席 332打数 52得点 93安打 1本塁打 27打点 23盗塁 19犠打 33四球 1死球 51三振 打率.280
- 2017年 ソフトバンク 62試合 143打席 122打数 12得点 26安打 8打点 3盗塁 9犠打 12四球 20三振 打率.213
- 2018年 ソフトバンク 33試合 101打席 85打数 15得点 22安打 1本塁打 8打点 5盗塁 5犠打 8四球 17三振 打率.259
- 通算 1313試合 5330打席 4673打数 627得点 1289安打 15本塁打 347打点 342盗塁 243犠打 363四球 21死球 767三振 打率.276
年俸推移
- 2006年 ソフトバンク 720万円
- 2007年 ソフトバンク 1000万円
- 2008年 ソフトバンク 4000万円
- 2009年 ソフトバンク 5600万円
- 2010年 ソフトバンク 5200万円
- 2011年 ソフトバンク 1億1000万円
- 2012年 ソフトバンク 2億円
- 2013年 ソフトバンク 1億8000万円
- 2014年 ソフトバンク 1億8000万円
- 2015年 ソフトバンク 1億8000万円
- 2016年 ソフトバンク 1億8000万円
- 2017年 ソフトバンク 1億8000万円
- 2018年 ソフトバンク 1億8000万円
- 総額 15億5520万円+契約金5000万円
プロ13年間で342盗塁と驚異的な成績を残しており、年齢も30代前半でまだまだプロとして戦っていけるようにも感じちゃいますよね。
では、本多雄一さんの引退理由は一体何なのでしょうか?
本多雄一さんは2012年頃から慢性的な首痛を発症し、気候や日によって首の状態が違うといった症状に悩まされ、野球に集中できる状態ではなかったみたいです。
それから6年間も首痛と上手く付き合いながらプレーを続けていましたが、本多雄一さんが納得がいくプレーには程遠く、『首の痛み』と『プレーのクオリティーの低さ』が引退理由のようです。
怪我がなければ引退もまだ考えることなく、間違いなく2000本安打や500盗塁は目指せるほどの選手だっただけに、本多雄一さんの引退は本当に残念でしたね。
本多雄一が大暴れ!?引退試合がどうだったのか気になる!
本多雄一さんの引退試合は10月6日のホーム最終戦に行われ、本多雄一さんは『引退選手特例登録』という特別枠で出場することに。
この日のヤフオクドームは『ポンちゃん』コールで一色。
『一番 セカンド 本多』
本多雄一さんのプレーを目に焼き付けようと、ファンは全力で応援をしていましたね。
本多雄一の現役最後の成績は2安打3出塁で、2本とも長打で足の速さもファンに魅せることができました。
惜しくも盗塁は幻になってしまいましたが、本多雄一は「悔いのないよう最後まで走りきりました」とコメントしています。
引退試合後に行われた本多雄一の引退セレモニーは、共に戦ってきたチームメイトからの花束贈呈などが行われ本当に感動的でした。
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