吉田輝星投手は2001年1月12日生まれの22歳(2023/05/31時点)で、秋田県潟上(かたがみ)市出身。
秋田県立金足農業高校から2018年にドラフト1位で日本ハムファイターズに入団し、背番号は『18』です。
吉田輝星が第2の斎藤佑樹と言われている真相!
プロ入り1年目からいきなり一軍で初勝利をあげた吉田輝星投手ですが、その後のシーズンはプロの打者のレベルに苦しむことになり、1年目の成績は1勝3敗(防御率12.27)となります。
初登板で初勝利の快挙は「凄いっ!」の一言でしょう!
初勝利を挙げたピッチングは流石ドラフト1位ルーキーと言わしめる実力でも、プロ野球界はそんなに甘くないですね。
吉田輝星投手は、後のインタビューで「アウトコース低めに投げ込めば大体抑えられた」「コースが多少甘くいっても力で封じ込めることができた」としながらも、「プロの打者は自分が納得できる球を投げても簡単にヒットされる。強弱をつけるなど打ち取るための工夫をしないといけない」と打たれたことも前向きに捉え、明日への糧にしようとしています。
インタビューの受け答えの様子を見ても、投手にとって重要な相手打者に向かっていく気持ちの強さをヒシヒシと感じます。
まだ体が出来上がっていない1年目から、プロ初勝利の『成功体験』と自慢の速球を打ち込まれた『失敗体験』を経験できたのは、吉田輝星投手にとって大きな財産となるでしょう。
吉田輝星投手が背負う日本ハムの背番号『18』は、アマチュア野球界のスーパースターだった斎藤佑樹投手がかつてつけていた背番号です。
12歳年上の斎藤佑樹投手は、吉田輝星投手のように高校から直接プロ入りはせずに六大学野球の早稲田大学に進み、大学野球の世界でも頂点を極めました。
この時の斎藤佑樹投手は『完全無双状態』だったと思うほど凄かったですね。
そんな4球団がドラフト1位で競合した斎藤佑樹投手とは対照的に、吉田輝星投手は根尾昂選手(中日ドラゴンズ)の抽選をクジで外した日本ハムが、再入札で指名した『ハズレ1位』での獲得となりました。
この年のドラフトは、スカウト注目選手が非常に多かったからということもありますが。
『甲子園のスター』『日本ハムのドラフト1位』『背番号18』という共通点があり、一部メディアから吉田輝星投手は、第2の斎藤佑樹と言われているとか。
しかし、吉田輝星が目指す姿は斎藤佑樹投手ではなく、他のチームメイトの先輩になるようです。
目標とする先輩がいるのは大事ですからね!
その先輩とは、2011年ドラフト6位で日本ハムに入団し、高卒の下位指名ながらチームの1軍ローテ定着に上り詰めた上沢直之投手です。
2018年には11勝をあげた上沢直之投手の武器は、140㎞/hを超えるフォークボール(高速フォーク、スプリットフィンガーファストボール)です。
それに加えて投球フォームも独特なので、打者はタイミングが取りづらいと思います。
上沢直之投手の目標とする吉田輝星投手は、持ち前の速球を活かすために変化球をどう見せるかを考え『大きく緩いフォークボール』と『小さく速いフォークボール』どちらが自分の投球に合っているかという命題にいきついたそうです。
変化球を投げる投手であれば、誰もが頭を悩ます二択でしょうね。
悩んだ吉田輝星投手は、球界を代表する『高速フォーク』を操る上沢直之投手に教えを乞い、自身の武器とするべく高速フォークを磨き上げています。
アマチュア時代のキャリアから、斎藤佑樹投手と何かと比較されがちな吉田輝星投手ですが、プロの投手として生き残る道は様々です。
2020年の1軍春季キャンプでは斎藤佑樹投手と歓談する様子も見られ、色々な先輩から色々なものを吸収していき、日本を背負う大エースに成長してほしいですね。
吉田輝星の彼女&結婚情報が気になる!
日々野球に打ち込む吉田輝星投手ですが、彼女&結婚情報が気になるファンも少なくないでしょう。
吉田輝星投手は間違いなくイケメンの部類に入りますからね。
彼女&結婚情報を調べてみましたが、結婚どころか彼女に関する情報も見当たりませんでした。
吉田輝星投手の両親曰く「家では野球部の練習で疲れ、ゴロゴロしてることが多かった」ということで、あまり彼女を作ることに対しての関心はなかったのかもしれません。
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