プロ野球ヘルメットが片耳・フェイスガードに!効果といつ変わった?

近年のプロ野球で使用するヘルメットは、片耳・フェースガードが施されているヘルメットを使用する選手が増えてきています。

 

この記事では、ここ数年で使用者が増えている片耳・フェイスガードのヘルメットについて。そして、片耳・フェイスガードのヘルメットの効果といつ変わったのか書いていきますので、最後までお付き合いください。

片耳・フェイスガードのヘルメットについて!

この記事を読んでくれている方で、なぜ野球をする上でバッター(打者)はヘルメットを被るのか?という疑問を抱いている方の為に簡単に説明していきたいと思います。

とは言っても、野球初心者の方や野球のルールを知らない方でも予想はつきますよね?

 

答えはシンプルに『頭を守る為』です。

 

私は下手くそですが一応野球経験者で、バッター(打者)の時にピッチャー(投手)の投げたボールが何回も頭に当たったことがありまして(避けるのが下手なんで)、ヘルメットを被っていて本当に良かったことが多々ありました。

 

 

この動画は、2013年に元ソフトバンクの細川選手が頭部へのデッドボールを受けた場面ですが、間違いなくヘルメットを被ってなければ死亡していたと思います。

本当に危険なので、野球をする時は必ずバッターはヘルメットを被りましょうね。

 

さて野球には必需品のヘルメットですが、冒頭でもお伝えお伝えしたように、片耳・フェイスガード付きのヘルメットを使用する選手が増えてきました。

 

 

以前からのヘルメットは耳あてがあり、耳から頭部を守る形でしたね。

現在も、このタイプのヘルメットを使用している選手が多いです。

 

それでは、片耳・フェイスガード付きヘルメットはどういったヘルメットなのか?

 

片耳・フェイスガード付きヘルメットは、その名の通り、片側が顔のアゴ付近までガードされているヘルメットです。

パッと見た印象ではボールが見えにくいのではないかと思っちゃいますが、顔全体を守られているという安心感のあるヘルメットですね。

片耳・フェイスガードヘルメットの効果は?

福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手も使用している片耳・フェイスガード付きのヘルメットですが、このヘルメットはどんな効果があるのでしょうか?

 

 

2019年のシーズンで多くの選手が使用し、流行が起きている片耳・フェイスガード付きのヘルメットをファンやマスコミの多くは『顔面死球を避ける為』や『カッコつけ』などと言っているそうです。

『カッコつけ』はともかく(あんまカッコよくないでしょ)、『顔面死球を避ける為』という効果は絶大にあると思います。

 

やはり球界を代表するバッター(打者)の多くは、ホームランや大きな当たりを避ける為にインコース攻め(内角攻め)をされることが多く、身体や頭部にボールが直撃(デッドボール)する確率が高いのです。

 

なので、ホークスの柳田悠岐選手やヤクルトのバレンティン選手、巨人の坂本勇人選手などチームの主軸選手は、大体片耳・フェイスガード付きヘルメットを使用していますね。

そもそもフェイスガードは、顔面死球から守るために作られており、実名は『Cフラップ』という名称だそうです。

 

球界を代表するバッター(打者)が片耳・フェイスガード付きヘルメットを使用することで、徐々に日本球界全体に広がっていき、流行が起きたのでしょう。

巨人・坂本勇人選手が片耳・フェイスガード付きのヘルメットを被ると絵になりますねー!

 

さらに、片耳・フェイスガード付きヘルメットの効果はそれだけではないみたいです。

片耳・フェイスガード付きヘルメットを被ることによって、それまで成績不振だった選手のフォームやスイングが良くなりはじめ、結果を残せる選手が増えたとのこと。

 

しかし、なぜフォームやスイングが良くなったのか?

 

片耳・フェイスガード付きヘルメットを使用している選手曰く、『視界が狭まる』と言うのです。

 

視界が狭まることにより『ボールの見え方が変わる』と言われています。

このようなフェイスガード付きヘルメットもあるのですが、視界が狭まるとボールが見えづらくなり、打てなくなりそうな気がしますよね。

 

ところが、視界が狭まるからこそ、選手にとってプラスの効果が発揮されるのです。

視界が狭まることによりボールの見え方が変わるため、より、ボールに集中でき、打撃フォームに『無駄な捻り』が軽減されるとのこと。

 

要するに、片耳・フェイスガード付きヘルメットを使用することにより、打撃フォームが改善し、素直なスイングができる為に打撃成績が向上するといった効果がもたらされるということですね。

 

片耳・フェイスガード付きヘルメットの効果は、中々成績が伸び悩んでいる選手にとっては、プラスの効果が働く可能性があるようです。

片耳・フェイスガードヘルメットにいつ変わったのか?

片耳・フェイスガード付きヘルメットは、MLB(メジャーリーグ)で多く普及しだして、日本のプロ野球でも片耳・フェイスガード付きヘルメットに変わっていく選手が徐々に増えていきましたが、1番最初にフェイスガード付きヘルメットを被ったのは、近鉄バファローズ(現オリックスバファローズ)の『赤鬼』マニエル選手と言われています。

当時のフェイス付きヘルメットは、アメリカンフットボールで使用するようなヘルメットみたいですね。

 

片耳・フェイスガード付きヘルメットは、MLB(メジャーリーグ)では2014年に、日本のプロ野球では2018年頃から使用する選手が増えてきたみたいです。

 

時代が進むにつれヘルメットの形も変わっていったのがわかりましたが、この先も形あるものは変わっていくではありませんが、時代と共により良く変わっていくのかもしれません。

まとめ

ということで、この記事では片耳・フェイスガード付きヘルメットやヘルメットの重要性など、ヘルメットに対して見方が変わった方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。

成績を良くしたいと思う選手は、片耳・フェイスガード付きヘルメットの重要性に気付き、これから使用していく選手が増えていくでしょうね。

 

 

今後もヘルメットの事はもちろん、野球全体で疑問に思ったことや変わったことなども注目していき、皆さんの為になる記事を書いていけるよう、あらゆるネタを追いかけていきたいと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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